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滋賀森林インストラクター会ホームページへようこそ

滋賀森林インストラクター会は、滋賀を中心に多様な森の魅力を紹介し、皆様が森に親しみ、つながりを深めていただくため、各種イベントの開催や森林環境教育の講師派遣など、森に関する様々な活動をしています。当会は、平成6年4月に設立され、現在33名の会員が、県下各地で活動を展開しています。イベントに参加したい
、森で楽しみたい森で学びたい森でいやされたい森を守りたい・・・そんなときは、是非私たちに声をかけて下さい。   (青地 をクリックすると内容がみられます。)

森林インストラクターは
(社)全国森林レクリエーション協会が実施する資格試験に合格した者で、自然と森林の仕組み、森林づくりと林業、野外での活動、教育の方法安全対策のすべてについて、一定レベルの知識を有する「森の案内人」です。

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代表者  会長 高橋 優
今月の一枚 (2024.09)
                            佐々木 建雄(第3代会長) 

9月のこの一枚は「憤怒」と題して、不動明王のご紹介です。
憤怒の形相という言葉がありますが、不動明王の表情はまさにそれ。
恐い顔で一睨みされるとすくみ上ってしまいそうです。
しかし、この表情は悪をこらしめるためであって、善男善女にはとても優しい仏様なのです。
大日如来が姿を変えて、衆生を救うために天から遣わされたとも言われています。
湖南市岩根の花園集落の外れにある不動明王は、岩根山(十二坊山)に至る登山道を見下ろす位置にあり、巨大な花崗岩に彫られた摩崖仏です。
江戸初期の作と伝えられ、正式名称は「花園摩崖不動明王尊」。
通称は花園不動、車谷不動として親しまれています。
高さ4.25m、幅2.1m、顔幅0.8mあり、右手に持つ宝剣の長さは2.3m。
谷をはさんで、登山道からもよく見えるのですが、川を渡り近づいて見上げるとかなりの迫力があり、巨大な足で踏みつぶされそうな恐怖感を覚えるほどです。。



※ 制作の裏側
巨大な花崗岩に彫られた不動明王の迫力を感じて貰うには、というのが今回の制作課題でした。
どんな構図が良いのか、どこを強調すれば良いのかなど考えましたが、やはり真下から見上げた構図が良いだろうということになりました。
巨大な足が迫ってくる感覚、いかがでしょうか?
(作品データ:水彩F4号 WIRGМAN  透明=W&N)

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