滋賀森林インストラクター会は、滋賀を中心に多様な森の魅力を紹介し、皆様が森に親しみ、つながりを深めていただくため、各種イベントの開催や森林環境教育の講師派遣など、森に関する様々な活動をしています。当会は、平成6年4月に設立され、現在33名の会員が、県下各地で活動を展開しています。イベントに参加したい 、森で楽しみたい、森で学びたい、森でいやされたい、森を守りたい・・・そんなときは、是非私たちに声をかけて下さい。 (青地 をクリックすると内容がみられます。)
森林インストラクターは、(社)全国森林レクリエーション協会が実施する資格試験に合格した者で、自然と森林の仕組み、森林づくりと林業、野外での活動、教育の方法安全対策のすべてについて、一定レベルの知識を有する「森の案内人」です。

代表者 | 会長 高橋 優 |
佐々木 建雄(第3代会長)
6月のこの一枚は「親子」と題して、アオバズク親子のご紹介です。
国民公園京都御苑の一画に祀られる宗像神社。
その鳥居脇にそびえる大楠に、毎年アオバズクが営巣、子育てのため渡ってきます。
6月になると、成長した雛を見守りながら親が寄り添い、枝でくつろぐ姿を見ることが出来るということで、野鳥ファンがシャッターチャンスを待っています。
一度アオバズク親子を見てみたいものと、昨年6月のある日、京都御苑に行ったことがありますが、見られたのははるかに高い枝に止まるアオバズク。
高性能望遠レンズで撮った写真のような鮮明な姿を見ることはとても無理な話でした。
大木の洞に巣を作るので、社寺林に飛来したり、昆虫を食べるため夜間に外灯に飛来することもあり、日本では最も人間に身近なフクロウとして知られています。
アオバズクは漢字で青葉木菟と書きます。木菟と書いて「ズク」と読むのですが、木菟=梟ということらしく、青葉の頃に渡って来る梟(フクロウ)の一種、との理解で良いと思います。
同じ仲間には、ミミズク(耳木菟)、コノハズク(木葉木菟)などがいます。
親子でくつろぐ、ほのぼのとした姿を見ると、このような環境がいつまでも続いて欲しいと願わずにはいられません。
※ 制作の裏側
親子でくつろぐ姿を表現したいと思いましたが、ただの横並びでは面白くない。
何か一捻りということで、親は真正面を向いていますが、ヒナは枝への止まり方もぎごちない様子で、向こう側を向いて止まりながら、上体はこちらを向くポーズにしました。
(作品データ:水彩F4号 WIRGMAN 透明水彩=W&N)
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