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滋賀森林インストラクター会ホームページへようこそ

滋賀森林インストラクター会は、滋賀を中心に多様な森の魅力を紹介し、皆様が森に親しみ、つながりを深めていただくため、各種イベントの開催や森林環境教育の講師派遣など、森に関する様々な活動をしています。当会は、平成6年4月に設立され、現在33名の会員が、県下各地で活動を展開しています。イベントに参加したい
、森で楽しみたい森で学びたい森でいやされたい森を守りたい・・・そんなときは、是非私たちに声をかけて下さい。   (青地 をクリックすると内容がみられます。)

森林インストラクターは
(社)全国森林レクリエーション協会が実施する資格試験に合格した者で、自然と森林の仕組み、森林づくりと林業、野外での活動、教育の方法安全対策のすべてについて、一定レベルの知識を有する「森の案内人」です。

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代表者  会長 高橋 優
今月の一枚 (2024.10)
                            佐々木 建雄(第3代会長) 

10月のこの一枚は「夕陽に祈る」と題してお送りします。
彦根市松原の湖岸でのワンショット。
ビワイチウォーキングの途中、秋の夕暮れはつるべ落としと昔から言われていますが、まさにその通り。
西の空に輝いていた太陽は、山の稜線に引きずり込まれるかのようにまたたく間に沈んでしまいました。
折しもウォーキング中の女性が四人、この夕陽をじっと見つめている光景に出くわしました。
荘厳な自然の一こまを、身じろぎもせず見つめるその姿は祈りそのもの。
壮大な自然の営みは、時に大災害をもたらすかと思えば、時に手を合わせたくなるような厳粛な一こまを提供してくれます。
面白いもので、琵琶湖の向こうに沈む夕陽を拝めるのは湖東に住む人々、琵琶湖の向こうから昇る朝日を拝めるのは湖西に住む人々。
これは、地理的、地形的な条件だから当たり前、と捉えればそれまでの話しですが、そこに大いなる何かの力に導かれて住んでいる、というような発想を持てば、人生もひと味違って感じられるのではないでしょうか。



※ 制作の裏側
夕陽が沈む前の明るさと対をなす現象に、逆光によるシルエットがあり、このシルエットが夕陽を描く時のポイントとなります。
今回、四人の人物のシルエットが夕陽の明るさを引き立てているのですが、折角塗った人物の衣装の色彩の上に、暗い色を塗り重ねるのはなかなか勇気が要りました。
(作品データ:水彩F6号 WIRGMAN  透明=W&N)

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